2022/10/02 16:57

ふっと気を許すとご無沙汰をしております。

ブログを書くのは、まとまった時間が必要なため、日々のことはFBやInstagramでちらちらとメモっておりますが、ここに書くときは「もっとちゃんと書きたい」と思ってしまうのか、逃げなのか(汗)、たちまち1週間以上がたちました。

台風が「これまでにない」恐ろしいものだとのニュースが盛んに報道され、
宮崎県で暮らす知人のことなどが心配でした。
それなのに、奈良は静かでした。
さすがなのです。。。(日本有数の安全地帯だと思います)


編集部活動記としてましては、今月はいろんな方にお会いしています。

ここしばらくで、お会いしたのは、、、

奈良市で行われたとあるセミナーで、サーキュラーエコノミーの最前線について教えてくださった安井昭博さん。さとびvol.50(特集奈良の水マップ)もお求めいただきました。今は京都にお住まいとのことで、奈良にも関心がおありだそうですので、もしかしたらまたお目にかかる機会があるかもしれません。


著書で、ヨーロッパの先進事例を紹介なさっています。

なぜこの道を?との質問への答えが心に残りました。
レストランでバイトしていたとき、一流のシェフがさっきまで腕を奮っていた料理が、おびただしくごみに変わる現実を見たとき、だそうです。本当に切ないですよね。

これからは、食品ロスをどのようになくしていくかが大事。わたしは、廃棄される食品を3Dプリンターで食品もどきに変えてしまうような技術にはまったく賛成できません。そもそもごみにならないサーキュラーエコノミー。それには、商品の開発段階からの設計がポイントということでした。


 

続いて、このセミナーを企画されていた中島章さんと、初めてゆっくりお話する機会をいただきました。奈良市内の便利な場所から天理市の山村に引っ越しされ、 奈良市で持続可能な地域づくりを目指して公的な仕事をされています。前から一度お話ししてみたかった方です。貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。



さとびごころが読める場所になっていただいている 民宿わだまの三枝さんが奈良にお越しになり、お会いしました。こちらが訪ねていくことが多いため、なんだか新鮮。
最後はいつも哲学の話になります。学びと共感の多いひとときでした。

 


また別の日には、菌ちゃん先生こと、吉田俊道さんの講座が奈良で行われ、
畑での実習や、屋内での座学を受けて、またまたバージョンアップされているお話に共感しました。
わたしの畑活では、ポリエチレンのマルチをせずに草マルチだけで行っていますが、菌ちゃんファーミングではポリエチレンのマルチが重要な役割を担っています。
これまで敬遠していたポリマルチ。実は燃やしても有毒ガスは出ず、数年使って土ができれば不要になるとのことなので、今年は意識して、菌ちゃん農法を真似した畝を作ってみる気持ちになりました。
 



陽楽の森講座で出会った三橋弘宗さんは、小さな自然再生を進めていらっしゃる方。
自然に近い川づくりに関心のある編集部にとって、大変学びのある講座でした。
奥様の亜紀さんが、日本酒好きとのことで、さとびvol.44(特集地酒で楽しむ奈良)をお渡ししました。
(もとい。正しくは、谷茂則さんがご購入いただき、プレゼントしてくださったのです。谷さん、ありがとうございます!) 

 

そしてして、最後にご紹介するのが、高槻バイオチャーエネルギー研究所の 島田勇巳さん。
来月発行の秋号でお世話になります。
今、この秋号の準備と戦っているところでございます。

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自分でハードルを上げておきながら、そのハードルに首が挟まってしまってしまうということが毎号続いております(笑)。

苦しいですけども、必ずゴールへ辿り着きます。発行が遅れることは、ありえません、絶対(自分に言い聞かせる)。

さとびvol.51 秋号ができましたら、島田さんからのメッセージやアイデアがたくさんつまった特集になることでしょう。毎日の生活の中で、炭に注目することはあまりなかったかもしれませんが、実はあなどれないお役立ち効果もたくさんありますし、社会全体を「サーキュレーション」の視点で見つめ直してみる機会になるかと思います。読んでいただけたら嬉しいです。