2022/10/24 10:49

秋らしい日が続いています。
食べ物が美味しくて、美味しくて。食べすぎ注意です。


昨日2022年23日は、奈良が渋滞していたそうです。
奈良市の競技場に、14000人の人が集まったから。
キングカズが奈良に来たから。
奈良でJをめざすサッカーチーム、奈良クラブの
勝負の一戦だったから。


 ここまで来るには、地域リーグで優勝して、地域決勝で優勝して、JFLに昇格し、そこで定められた結果を出さなくてはなりませんでした。

奈良クラブが地域リーグで頑張っていたころ、わたしはすでにさとびの前身である「俚志(さとびごころと読みます。今のタイトルはここから)」の編集委員をしていましたので、
「スポーツで地域を元気に」というコンセプトで特集を企画して、その中でとりあげ、
記事を書きました。なつかしいなあ。



2012年(vol.9  春)のことです。うわー、10年も前!!!
奈良クラブ1

奈良クラブ2

サッカーといえば、ワールドカップとオリンピックしか見なかったわたしが
矢部次郎さん(奈良クラブの創設者・近年まで定期購読してくださっていました)と出会うことによって、 
地域リーグって何?から始まり毎週試合に足を運んでは
夢中になって応援していました。楽しかった。

サッカー地域リーグの地域わけ

サッカー地域リーグの地域分け

(画像はウィキペディアより)



「地域」に根ざそうとするスポーツチームが勝ったり負けたりすることで
日常に大きな刺激を与えてくれるんだとわかりました。

部員さんが NPO法人奈良クラブ時代に理事をしていた時期があり
まだ予算の少なかったクラブのHPをお手伝いしていたこともありました。
あれからいろいろあったことも、今となれば思い出かな。



一番の感動は、地域決勝といわれるJFL昇格をかけた戦いでした。
上記の地図の中のピンク色が当時奈良クラブがいたカテゴリー。
ここで優勝するのが大変で、その先に、全国のそれぞれの地域代表と戦うのが、これまた大変で。
(大変なのはチームですけど) 
Jリーグに行くために避けては通れない大きなターニングポイントの現場にいたこと。
活動の中で、今でも親しくさせていただけるような出会いを授かったこと。 

あの感動の拡大バージョンを、会場にいたみなさんは味わっていらっしゃったことでしょう。

わたしは、畑をしたり打ち合わせをしたりの1日でしたが、
IMG_8391
畑から連れて帰ってきたミント(増えすぎないように注意しなくちゃ)


ネットで結果を見て、少なくとも集客条件をクリアできたことを知って
「よかったねー。おめでとう」と心でつぶやきました。
試合結果は引き分けだったそうですが、負けなかった(勝ち点を得た)のは大きいし、
観客動員数が課題だったこの時点でキングカズが所属するチームとの対戦だったということも
奈良クラブに女神が微笑んだということですよね。


わたしはわたしの、地域リーグを今戦っています。
戦う相手は常に自分でしかありませんが(笑)
( → 外の敵とは戦いたくないタイプ)
 


夢を叶えられる人ばかりではありません。
それでも、夢を叶えることに価値があるのは、
夢を掲げて進むプロセスが楽しい(=苦しいも含めて)から。
そして
叶えられなかったドラマを内側にたくさん、たくさん含んでいるから。


夢を叶えることができた選ばれし人たちは、
そのドラマを背負ってますます、輝いていってほしいなあと思います。







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