2022/11/21 10:26

陽楽の森通信vol.2

さとびづくりをしているご縁で、フリーペーパー編集のお手伝いをさせていただいています。
通称「ドタバタ」や、「山と今日」の連載でおなじみ、谷茂則さんが代表をされています「チームめだか」さん発行の「陽楽の森通信」。年2回発行で、このほどvol.02 が出ました。

谷さんの所有林を含む、奈良県北葛城郡王寺町にある陽楽の森(住所では畠田)に関わる人たちや、近隣の住民のみなさんにむけて届けられ、陽楽の森プロジェクト(都市の中に残された里山の再生につながる現代的な活動です)を伝えています。

実際の地名でもある「陽楽」は、もともとは薪炭林。住宅開発から取り残されるかたちで、いい意味で里山の姿をとどめていますが、かなり荒れてもいます。一時は「チャイムの鳴る森」というイベントを通じて多くの人が足を運び、それにともなって整備も行われましたが、数年たつうちに再び藪化が進行。

そんなおりに、陽楽の森講座で高田宏臣さんをゲストに迎え、環境再生というアプローチと出会い、今度は一般社団法人どすこいさんらを中心に、「みんなでつくる=みんつく」という再生活動が始まろうとしています(わたしもスケジュール合う限り参加するつもりです)。今回の号では、どすこい代表のゴリさんこと、鈴木宣仁さんの手記がトップ記事。鈴木さんは、発達障害のこどもたちのデイサービスを陽楽の森で展開しています。
陽楽通信vol.2-sp_ページ_2-3


 

vol.02の今回は、わたしも記事を書きました。
谷林業の若手でありつつ一番の古参である前田くんにインタビュー。若干ハタチで入社して間もない頃から知っているだけに、エールを送るような気持ちになりました。今は頼もしい森林整備担当者です。

陽楽通信vol.2-sp_ページ_4-5

前田くんの笑顔を激写しました(いつもまじめな表情が多い人笑)。

昆虫写真家の伊藤ふくおさんのエッセイや、薪ストーブのKUBERUの紹介も。
(KUBERUさんには、vol.48 2021autumn 特集 焚き火がうれしい ですっかりお世話になりました)

陽楽通信vol.2-sp_ページ_6-7
陽楽講座のお知らせでは、あの!内山節さんがいらっしゃるというお知らせも載っています。
(貴重な機会だと思いますので、内山さんファンに届いてほしい情報です)



中心になって企画編集しておられるのは鳥取大学地域学部特任教授の家中茂先生。わたしは家中先生の相談相手となったり、編集デザインをさせていただいています。ほぼ、さとびを作るのと同じようなエネルギーでやらせていただけることをありがたく思います。

この通信は、もうしばらくしたら陽楽のサイトでも公開されると思います。vol.01はすでに公開されています。その他の情報もあわせて、詳しくはサイトをご覧ください。

編集に関することと、さとび的なコンテンツしかできないバカですが、
お手伝いさせていただけることがありましたら、お声かけください。

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