2022/12/23 13:14
今年のさとびは、イベント活動を増やしました。
以前からちらちらと、行っていましたが、初めてシリーズで行ったのが「季節の雑草キッチンセミナー」です。
雑草キッチンセミナーについて(ここから始まりました)
vol.46の特集「薬食同源 奈良」で監修していただいたクレメンツかおりさんを講師に、季節ごとの雑草料理のセミナー「季節の雑草キッチン」セミナーを開催します。(雑誌の企画ですから、野草、薬草よりも雑草という言葉を選びました。)雑草の中には薬草がたくさんあり、しかも、驚くほど美味しいものがあります。でも、選び方を間違えたら毒になる場合もあれば、使い方や料理の仕方によっては、 薬効も消えてしまいます。そんな雑草の知識とレシピ、料理法やコツを、自然療法の「プロを育成するプロ」であるクレメンツさんから教わります。最後は食べてお話しましょう。
夏から始まり、今回の冬で3回目(番外のフィールド編を含めると4回目)。
毎回10人程度が集まり、モットーである「うれしさと学び」のある時間を過ごしています。
リピーターの方も多く、お知らせする前に満席になるようになるとは、願ったり叶ったりです。
おかげさまで、もう少し枠を増やし、より多くの方にお伝えできないかと考えられるようになりました。この件は、また別途、お知らせいたします。
さて、12月になってまもなく、宇陀市にある古民家で、冬の雑草キッチンセミナーは始まりました。
門松は家庭では見かけなくなりましたし、お正月飾りも購入することが多いもの。
そこで、クレメンツさんおすすめの作り方を教えてもらったのですが、本当に教わったことは、それ以上のものでした。作り方以上に、意味。意味にこもっている精神。
庭から南天を調達してきたクレメンツさん。植物を持つと、とにかく嬉しそうな人。
教わったこと
毎回10人程度が集まり、モットーである「うれしさと学び」のある時間を過ごしています。
リピーターの方も多く、お知らせする前に満席になるようになるとは、願ったり叶ったりです。
おかげさまで、もう少し枠を増やし、より多くの方にお伝えできないかと考えられるようになりました。この件は、また別途、お知らせいたします。
さて、12月になってまもなく、宇陀市にある古民家で、冬の雑草キッチンセミナーは始まりました。
今回は、一年の終わりと新しい年の迎え方を学ぶ、「キッチンでつくれる門松づくり」。
門松は家庭では見かけなくなりましたし、お正月飾りも購入することが多いもの。
(最近は、ワークショップで手作りすることもできそうですね。わたしも参加してみたい。)
そこで、クレメンツさんおすすめの作り方を教えてもらったのですが、本当に教わったことは、それ以上のものでした。作り方以上に、意味。意味にこもっている精神。
それが一番価値があったと思います。
準備していただいた竹と松
準備していただいた竹と松
庭から南天を調達してきたクレメンツさん。植物を持つと、とにかく嬉しそうな人。
教わったこと
1.門松の意味。なぜ斜めにそぎ切った竹なのか。なぜ3本なのか。高さの比率の理由は?なぜ松なのか。 なぜ梅なのか。松竹梅以外の飾りであっても、これらの意味をわかったうえで加えられています。「我が家はこちらにございます」「感謝と祈りをお送りします」そんな神さまとのコミュニケーションのための受信機・発信機のようなものでした。奇数や、7.5.3などの数字にも意味がありました。2.意味をくみとったうえでの、小さな門松づくり。先生が、道具をすべて揃えてくださっており、感謝しかありません。3.忘年会をかねて、先生手作りのランチ。プラントベースなのに、驚きの旨味の秘密は、やさいやきのこの軸や芯で出汁をとってあること、玉ねぎ塩麹や味噌を入れること。みなさん大満足のようすでした。4.オプション講習として、香り玉(これはヨーロッパの風習を日本風の柚子を使ってアレンジしたものです)、お屠蘇の作り方。
できあがったミニ門松、香り玉 、お屠蘇に入れる(漢方以外の)スパイス類をお土産に持ち帰りました。梅はまだ咲いていないため、実を表す南天がつかわれました。
それでは、参加者の方がSNSで感想を書いていらっしゃいますのでご紹介いたします。
J.F.さん
J.F.さんの香り玉
門松作りに行って来ました😀ミニということでアレンジフラワーのような可愛いらしさ💕写真の門松は私の作品ではありません(笑)なぜ松竹梅なのかとか、いつ頃飾ればいいのか等、その意味も詳しく教えていただきました。松は根っこつきなので、上手に育てたいな。からだに優しくて美味しいお食事もいただきました✨ゆるやかな時間を楽しんだ贅沢な1日でした。
〜柚子のミイラ作り(笑)〜門松作りの続きで、「香り玉」を作りました。柚子にクローブを刺して、シナモンパウダーを振りかけます。どちらもミイラ作りに使用されるくらい抗菌作用があるので柚子は腐らずに縮んでいくそうです。なので、毎年作るとどんどん増えていくんだそうな(笑)魔除けになるとのことで窓辺に飾ります。
M.Kさん
さとびこワークショップ季節の雑草キッチンセミナー冬講師 精霊の森クレメンツかおりさん門松 香玉 お屠蘇 づくりに参加させていただきました☺️わたしは午後は、外せないことがあったので、門松だけ作り失礼しましたが、久しぶりに時間を忘れるほどの豊かな時間を過ごさせていただきました☺️門松のなぜ?松竹梅?なぜ松?竹?梅?竹はなぜ3本?なぜ先をそぐ?なぜ753?なぜ奇数????そして、門松は12月の中旬に飾る。🧐🧐🧐年末にしか飾ったことなかった😥わたしは歳だけとってるけど、知識不足😰に愕然😰来年からは学び直しだな。やりたいことが見えてきた。今頃?いや、幾つからでも始められる。参加させていただき、ほんとうによかったです。クレメンツ先生の笑顔に、初対面なのにずーっと癒やされて、穏やかな気持ちになれました。参加できる機会を作っていただいた阿南さん❤️ありがとうございました。
はやくも新年を迎える心の準備が整ったかのような。
お屠蘇は、大晦日にお酒の中につけて、元旦に若い人から順番にいただきます。
わがやは二人暮らしなので、わたしから?になるのか?
子供さんがおられたら、飲まずに口をつけるだけでもいいので子供さんからどうぞ。
若い方の気をいただくという意味もあるそうです。
お屠蘇には漢方薬としての植物も含まれており、これはワークショップでは扱えません。それ以外の・シナモン(⇒抗菌)、花木山椒(⇒抗菌 体温を上げる)、菊花(⇒健胃、抗菌)、ちんぴ(⇒気力アップ)をいただきました。
その他、記憶に残ったこと。
蓮根団子が大好きなわたしは、ランチの中に含まれていて大喜びでした。
蓮根をすりおろして水分をきり(水分はお出汁に入れます!捨てないで)、ゆでた百合根を中に入れて丸めたものを、お鍋の最後のスープの中で温めるだけ。煮崩れやすいので、混ぜないのがポイント。
蓮根をすりおろして水分をきり(水分はお出汁に入れます!捨てないで)、ゆでた百合根を中に入れて丸めたものを、お鍋の最後のスープの中で温めるだけ。煮崩れやすいので、混ぜないのがポイント。
自然のしくみや意味、効果を暮らしに活かしていく方法について、みなさんが興味がおありで嬉しく思いました。雑誌では、どうしても「情報」しかお伝えできません。その「場」の空気、非言語で伝わるコミュニケーション、やはりワークショプならではのものがあると思いました。
年末年始は不思議な時間です。
いつもと同じように「日が暮れて、日が昇る」だけなのに、元旦は何かが違いますよね。気が変わるといいますか。この大切なタイミングを、今年はいつも以上におごそかに過ごしたいと思いました。
いつもと同じように「日が暮れて、日が昇る」だけなのに、元旦は何かが違いますよね。気が変わるといいますか。この大切なタイミングを、今年はいつも以上におごそかに過ごしたいと思いました。
次回の雑草キッチンセミナーは、いよいよ花いっぱいの春です。今回のメンバーさんだけですでに満席となっておりますので、ご興味のある方のために4月か5月に設定いたしますので、ぜひご参加ください。ブログ、FB、インスタグラムでお伝えします。
自然に寄り添う知識や知恵が得られます。
食べられる雑草について理解が深まります。
雑草が生きる環境についても知ることができます。
おいしい料理の実演を見ることができます。
参加者でいっしょにランチすると、最高に楽しい。
雑草が生きる環境についても知ることができます。
おいしい料理の実演を見ることができます。
参加者でいっしょにランチすると、最高に楽しい。
そんな雑草キッチンセミナー、ご参加お待ちしてます。
おまけ
オプション講習を受けたみんなで記念撮影(^^)
オプション講習を受けたみんなで記念撮影(^^)
初めての方向けの開催日につきましては、来年になってからご案内いたします。
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ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。
さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/
さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。
あなた(&法人様)の「さとび」を作りませんか。
さとびこ編集室がお手伝いします。ご相談ください。
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