2022/12/29 22:22

よいよ年の瀬ですね。
今日は、インスタグラムつながりの方に「良いお年を」とお伝えしました。
そして今現在はこちら、ブログ読者のみなさまにお便りしています。
今日は、さとびの一年を振り返ります。(長いですけど写真多め)

さとびは季節に1回=年4回発行し、読者メンバーの方(定期購読・サポーターの方)へ直接お届けする他、奈良市のいつもの書店さんと、いくつかのスポットでお取り扱いいただいています。お取り扱いいただいてるみなさま、いつも本当にありがとうございます。



自分で出しておきながらこんなことを言うのもなんですが、特別おしゃれにも作れず、テーマもちょっとまじめ臭くて、それほど飛びつくような雑誌ではないはずなのです(汗)。そういう自覚はありますので、いい意味で営利を期待せず、それよりもどんな方に共感していただけるのかを知りたくて作っています。生き方としても、社会のあり方としても、自然と調和する方向を求めるような方といっしょに100年住み続けたい世界で暮らせたらなあと。
 

しかし個人負担にも限界がありますので、500円だけ頂戴して印刷費や発送費に充当させていただいています。今のところそれ以上の取材費は、発行元の事務所が負担しています。負担するのは全然OKなんですけど、この事務所が潰れると、さすがにさとびも潰れます(笑)。いつもクルクル自転車操業なんですけど、不思議に続いているんですよー。

 

2022年1月発行 vol. 48 冬号 の特集は「焚き火が嬉しい」さとびvol.48

ボタンひとつで何かと叶ってしまう社会の中で育った若い人たちの間で、焚き火が人気です。
「不便が楽しい」という言葉を聞いたことがあります。面白い傾向だと思いました。
焚き火に必要な「薪」やバーベキューに必要な「炭」はホームセンター等で簡単に買えますが、よく見てみると外国産だったりしますよね。そこで地域産に目をむけてもらえたら、山も元気になるんじゃないかなあと思いながらつくりました。

ご協力いただいたKuberuさん、ありがとうございました。

おまけ:冬季オリンピックでは、ジャンプに魅了されておりましたデス。
小林陵侑選手金メダル



冬号が出たあと、久しぶりのTE toTE MARCHEの開催(会場=喫茶と雑貨アンジュール様)。当編集室も実行委員として裏方もやりました。出店者さんのほとんどが、さとびつながりのみなさんで構成できたことが嬉しかったです。
TEtoTEオモテ
TEtoTEウラ




賑わい
入り口



来年は、森のねんど研究所に場所を移して、2月12日に開催しますので、お時間のある方はどうぞお立ち寄りください。入場無料です。来年のチラシは、記事の後ろのほうに貼っておきますね。



2022年4月発行 vol. 49 春号 の特集は「畑活デビューガイド」
ご本人の承諾を得て

編集部あなんも、2020年のコロナ禍の中で畑活を始めました。思えば20代の頃から惹かれていた農的生活を、50代の手習いにてスタートすることに。畑に縁を結ぶなんて無理ではないかと諦めていたのですが、望みって叶うんですね。

IMG_5925
 
さとびの取材先には、とっくの昔から食べ物を自給している方がたくさんいます。けれど、実際には(畑活に興味はあっても)していない人が多いのではないかと思い、そんな方へのガイドになればと思ってつくりました。教えを乞うたのは、さとびvol.40でご紹介した羽間農園さんです!

コロナは、誰もが持っているはずの免疫力の大切さをあらためて教えてくれました。免疫細胞のほとんどは腸で作られます。人間の腸は畑と同じく菌の世界。腸を応援できる食べものを食べたほうがいい。土の栄養を含んだ野菜、それも農薬や化学肥料を使っていないものが望ましい。けれど毎日有機野菜だけを食べている人は少ない。今こそ、畑活では??(畑活する人はもっと少ないか笑)

畑活を取り上げたい。だったら、まず自分も経験しなくては…と体験取材としての畑活でもありました。その1年後、この特集ができました。
今では、生活の一部になっています。売るためではないからこそ、自由に楽しく、いろんな方法を試しています。

春号発行とほぼ同じころ、さとびがラベルデザインをさせていただいたお酒ができました。
つむぐ
山添村産の餅米からできたお酒。醸造は稲田酒造さん、杜氏は知る人ぞ知る黒瀬さんです。
そして、プロデュース されたのが、「田んぼの四季」を連載いただいた農家のこせがれさんこと、下浦さんでした。酒米としての需要が田んぼを守ることにつながります。
つむぐは、引き続き醸造されるそうですので、まだの方はチェックしてみてください。おいしいに決まってますよ。(宣伝)

同じく4月は2度目のアースデイに参加。
2022アースデイ6
畑活デビューガイドの師匠、羽間農園さんもさとびブースに来てくれました。
2022アースデイ8
部員くんの藤井健太さんもお手伝いくださいました。ありがとう。
2022アースデイ9
恵古箱のめぐちゃんが、立ち寄ってくださり、11月のマルシェにお誘いいただきました。

次の夏号が出るまでに、陽楽の森講座が始まりました。
チラシやパンフレットを作らせていただきました他、個人的にもぜひ聞きたい方がたくさん登壇されるのでほぼ毎回通っています。来年3月まで続きますよ、おすすめです。


youraku_omote

ちなみに、(さとびに関連する人でいいますと)1月は「特集自然にも人にもやさしい家」で執筆いただいた伊藤立平さん、3月にはドタバタ連載の谷さんも登壇される予定です。
詳しくはサイトをご覧ください。https://toyouraku.com/lectures

陽楽講座の始まりと同時に、映画「杜人(略称)」の上映会の応援もしました。
杜人
主催したのは、さとびで「大地の再生」について連載してくれた西尾和隆さんだったから。
というより、さとびは環境再生に多いに賛同しているからです。さとびでも、もっと取り上げたいと思っています。