2023/01/21 18:37
さとびの中で最も長く続いている連載。
先の号ではお休みをいただきましたが、vol.52で復活です。
もはや流れがわからない読者の方がほとんどかもしれません。これはリード分にもあるとおり
村外山林所有者「山主」が、山林所在の住民「山守」に、森林の保護管理を委託した山守制度。その伝統がゆらぐ時代に、次世代山主が新しい「森とともに生きる」を模索します。
というものです。
筆者の谷茂則さんは、奈良では指折りの山林所有者の家に生まれました。林業に興味はなかった十四代目でしたが、就職浪人するつもりで家業に入ってから、林業の現実を知り、立ち上がり、ドタバタしながら奮闘していった思い出を書いてくださっており、内容は常に過去のお話です。
今のところ2015年前後をうろうろされています。この頃のトピックが多いことがうかがわれます。
(編集部あなんが谷さんと出会ったのもこの頃)
林業や畜産を取り入れた障がい福祉事業や特別用語老人ホームを運営されている方から
「特別養護老人ホームをやりませんか?コンサルしますよ」と言われ、迷ったけれどもやるしかないと思うまでが今回です(現実には、これは実現しませんでしたが、その副産物??が今に続いています)。
見出しより
- 特養への挑戦は運命か
- 徹底的に見聞を広める
- 課題解決に共通すること
本当に自分自身が実現したいこととは何なのかを明確に見える化する必要もあった。アンテナにかかっためぼしい事例があれば蜘蛛の糸のような細いご縁であっても、現地に出向いた。
これは、本当に何にでも通じることではないでしょうか。。。。
机の上で考えているばかりでは、なかなか見えてきませんよね。さとびづくりをする上でも、ひらめいたことは冷めないうちに行動するか、そのきっかけだけでも作るようにしています。
谷さんのように、目的が明確でないことが多いのですが、予感がすると出向きます(^^:)
現在は大和森林管理協会という一般社団法人がたちあがり、(2014、5年ごろはラブ&ピース森林組合を作ろう、なんて妄想が飛び交っていました)それについては別連載「山と今日から始まる物語」でも執筆されていますので、よろしければあわせてご覧ください。
また、谷林業さまの所有林には、王寺町から上牧町にかけて「陽楽の森」と呼ばれているところがあり、現在はこちらでも「陽楽プロジェクト」が進行中。
さとびでもお知らせしたことがありますように、昨年6月からは連続講座が毎月開催されております。
谷さんを通じて、さとびもご縁をいただいた方が何人もあります。
付け加えさせていただきますと、この連続講座を始めとする「チーム・めだか」のコーディネーターの家中茂教授も、さとびのサポーターをしていただいています。ありがとうございます。
(CM の時間です さとびvol.41 増刷しました。欲しい方はメールくださいませ)
さとびは谷さんのご縁からたくさん学びました。
さとびの存在もまた、谷さんのコンセプト構築に何かしら影響はあるのではと思います。
さてさてドタバタ連載、いつまで続くのか、編集部もわかりません(^^)
おそらく、大和森林管理協会が立ち上がる頃までが描かれるのではないかと予想しています。
谷林業から山と今日へ。林業から森林業へ。地域づくりへ。これからの森林を考える方に読んでいただけたらと思います。
PS
今ではなかなか思い出せないこの連載の初回からのまとめを、冊子にして発行する予定がございます。
小部数発行です。読みたい方向けです。またその頃にはお知らせしますので、ご興味のある方は楽しみになさってください(と、書いてしまうと作らざるをえなくなる自分への縛りでもあります笑)。
PSのPS
家中教授にさとびをお届けしましたー。
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ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。
さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/
さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。
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さとびこ編集室がお手伝いします。ご相談ください。
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