2023/01/27 14:01
連載 季節によりそう味と香り -冬-
筆者の吉水純子さん(じゅんこさん)は、アロマづくりの仕事をなさっています(合同会社楠山代表取締役)。
でも一言では説明できないくらい、多岐にわたって活動されていますので、このさとびの連載を通して見えてくるじゅんこさんは、細いスリットの向こう側のイメージと言えるかもしれません。
色鮮やかなめでたい感じのお料理。小さくトッピングされた柚子から紙面に香りが立ち上るようでした。
じゅんこさんの連載も残すところあと1回。ご多忙の中、季節に一度、さとびのために時間を使っていただき、ありがとうございます。次回も楽しみにしています!
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ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。
さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/
さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。
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季節によりそうシリーズは、三瓶加奈子さんの食養生シリーズから始まりました。その連載が終わり、次にお願いしたのがじゅんこさんです。
初回の連載(vol.50)では、じゅんこさんのこれまでのことがたくさん書かれていますので、初めての方はどこかバックナンバーの置いてあるところでチェックされてみてください。え?この機会にvol.50から集める?すばらしいですね。ご注文をお待ちしていますよ!
さて。
さて。
今回は1月発行というのを意識してくださったのか、
色鮮やかなめでたい感じのお料理。小さくトッピングされた柚子から紙面に香りが立ち上るようでした。
タイトルにあるように、アロマのお仕事をされているじゅんこさんは香りを販売するにあたって、それをどう表現するかをいつも考えるそうです。
そこで、なんと「音」で表現するんですって。
「ちょっと何いってるかわかりません」、ってなります?
でも記事を読むと「なるほどなあ」と、かえって香りが分かりやすく感じるんですよ。
見出しより
- アロマオイルのパンフレットを作るとしたら?
- 香りを音で表現してみてはどうだろう?
- 柚子でなくてはならない時
- 音と香りの記憶
じゅんこさんは、宮崎県に蒸溜所を構えていらっしゃいまして、森の中でアロマづくりをされています。最近発売になった「obi」というアロマオイルの物語を、じゅんこさんのSNSから転載いたしましょう。(リアルなじゅんこさんを感じていただけるかと)
お陰様を持ちまして昨日今回のロット500m Lは完売しました。実は今回のロットには裏話しがあります。去年の秋に来た台風14号を覚えていらっしゃいますでしょうか。あの台風により私の蒸留所がある森は甚大な被害を受けました。崖や道が崩れ、倒れてしまった沢山の木々。そんな中で私ができることはただ一つ。倒れた木を薪にしてもらいスギの枝葉を収穫させてもらい雨の隙間を縫って蒸留を続けました。この精油を作った時の蒸留水の売上でまた幼い苗木を入手し森に還していきたいという思いがありました。私の会社では森で収穫したものは完全にカーボンニュートラルを厳守していて100%薪の蒸留をすることにしています。カーボンニュートラルにすると環境負荷を掛けない生産になります。しかし、実際には瓶とかパッケージ部材があるのでもうちょっと頑張らないといけないと思っています。だから、その分の負荷を苗木を植えることで自然に対して差額をお支払いしようと私は考えたのです。本来なら自然が自らの自浄作用によって天然更新を促すのが一番なのですが鹿やウサギや様々な事情によりままならないこともあります。なのでその循環の輪に出来た隙間に少しだけ参加させてもらう。そうすることで私の蒸留所が無いよりも在った方が森のためにいいんじゃない?という立つ瀬を見つけたのです。森は広大で木を数本植えたからと言ってそうそう簡単に変化があるものではありません。でも、もし私が植えた木が1本でも親木になって子孫を残したら?私が植えた木で何かの鳥や虫がお腹を満たすことが出来たら?全部、”もしかして”から抜けることはありませんがでも、それが無いよりか有った方がいいと思うのです。更には今まで森づくりを学んできた今の所の結果としては急激な環境の変化を自然は望んでいないらしいので私は今の所これでいいとしています。この製品のobiという名前はもちろん飫肥杉のobiであり人の生活と環境の輪を結ぶための”帯”となるようの思いもありました。今日はこれから蒸留水を販売します。私はその売上げでまた森から薪を買い残ったお金で森に木を植えたいと思います。
完売したアロマオイルのお話を載せちゃいましたけど、
これからもこんな感じで商品開発や製造や販売をされていくのでしょう。
この森思い、自然思いなところに着目して、さとびは連載をお願いしているのです。
「Obi」は編集室にも置いています。(ルームリフレッシュナーとして使うつもりですが、なんとなく、まだ、開けずに眺めています)
じゅんこさんの連載も残すところあと1回。ご多忙の中、季節に一度、さとびのために時間を使っていただき、ありがとうございます。次回も楽しみにしています!
オンラインショップはこちらですので、アロマに興味のある方はチェックされてみては。
じゅんこさんの会社のHP
PS 近い将来、じゅんこさんとお会いできそうです。これも、最高に楽しみです。
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ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。
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さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。
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