2023/05/06 18:07

あなんの雑談でございます。
2020年のゴールデンウイーク、世間がコロナで大騒ぎだった頃に、わたしたちの畑活が始まりました。たまたま、「使っていいよ」と言っていただける畑との出会いがあって。

冬号を制作していた時は、まだ自分たちが畑活できるとは思っていない状態で。

41contents

自分では畑活できないぶん、杉浦農園のお手伝いに参加していました。
IMG_0553
IMG_0550

そしてついに、畑活デビュー。嬉しかったのは「バジル食べ放題」になれること!

畑0821_1283

さとびはvol.43を製作中で、シガセイサクショさんのお山を見せていただき、
理想郷のようだと思いました。

IMG_1538

畑では、枝豆を収穫して自家製を食べることができ、嬉しくなって、じゃがいもデビュー。

IMG_1924
大根もとれた。
ひので3-大根を持つ阿南隊長

年があけると、春の雑草が可愛くて。この感動が雑草キッチン企画のもとになったかな。
雑草のフラワーコーディネト的バランス
 
畑活2年目、初めてのえんどう豆。
畑でにこにこする部員

ナスも作り始めた。

ナスの苗

菌ちゃんファームにも行ってみた。(vol.44を謹呈してますね)
菌ちゃん先生と

初期の頃は、もらうばかりだったピーマンを、自給できるようになっていった。

21-0606-ピーマン

薬食同源奈良を作ろうと思っていた頃。どくだみを活用し始めた。

21-0606-どくだみ

にんにく自給スタート。
ニンニク

葉物は今も難しい。。。
2021-1029の畑

リーフレタスは簡単に育てられる。
レタス


2022年春、協生農法も見に行った。うちの畝でも部分的に実践中。
IMG_6264


畑活経験をしたうえで、畑活デビューガイドを企画。再びの羽間農園さんに密着。
羽間農園にて

vol.49 特集 畑活デビューガイド

ご本人の承諾を得て

雑草キッチンセミナーも始めるようになった。
季節の雑草キッチン

ハーブは畑活の楽しみ。今うちにいるのは、タイム、ローズマリー、ラベンダー、ミント、パクチー、フェンネル、紫蘇(自生してくれるはず)、バジル、レモンバーベナ、イタリアンパセリ。
さとびのハーブ先生、クレメンツさんいわく、「ハーブは野菜ほどの栄養分がいらないから育てやすいですよ」

IMG_6620


畑活暦かれこれ4年めにもなろうかというのに、そんなに上手にはいきませんが、楽しんでいます。

2020年 1年目、有機栽培の教科書どおりにやってみた。できた。自然栽培にチャレンジしたくなる。
2021年 2年目、有機肥料をやめてみた。一部の畝で菌ちゃん方式でやってみた(じゃがいもが元気)
2022年 3年目、 野菜と畑の実力そのままで育てるとどうかなるかやってみた。
2023年 4年目、 春は雑草を残しながらやってみた。夏からは草刈りします。


今年の意気込み(笑)

これからナスや、ピーマンや、トマトを育てるシーズンに入るんですけど
無農薬無化学肥料はそのままに、栄養分をどうするか考えているところです。
ナス、ピーマンは肥料好きとのことです。昨年は、ちょっとストイックすぎたかなと。
 

有機栽培であれば鶏糞なども使いますが、わたしたちはなるべく使いたくない。
植物質のものを中心にやってみたい。
今の生活の中で自然に発生するものを循環させてやってみたい。

そうなると、生ごみコンポストと米糠です。

生ごみコンポスト、新規投入を続ける限りいつまでたっても完熟に至らないところが今の反省点。そこで、一定量に達したらコンポスターから取り出して移動させ、置いておく(熟成させる)ことにしました。3ヶ月くらい経つ頃には、次の生ごみチームが溜まっているでしょうから、また熟成へと回す。今はそんな計画です。

米糠も、生ごみコンポストを元気にするため&野菜を励ますためにも、これまでより積極的に使うことにします。家で精米するだけでは足りないでしょうから、農協さんからいただいてきましょう。外部から持ち込むな!という教えに背くことになりますけど、今はこれがわたしたち風のやり方(^^:)



とにもかくにも菌なのだ
 

どんなやり方を選ぶにしても、大事なのは土の中でいかに菌が元気に活動するか?次第であることは共通していることは悟り始めました。
それほどに、菌ちゃんは重要なのですね。菌を元気にするための手助けが、野菜に栄養をもたらすことになるようです。
 


化成でも有機でも、肥料を与えると野菜は植物と共生しなくなる、ということを知ったのは大きいです。何を肥料と呼び堆肥と呼ぶのか、堆肥は肥料なのか、米糠は肥料なのか、というあいまいさはありますが、何かを購入してまで与えることはしない所存(買って解決って、面白くないんですもの)。

ここ数年で土中環境のことも知ることになり、地上の目に見えていることだけでなく、土の中で何が起きているのかについて考察できるようになったことも、畑活に当てはめて理解できることが多分にあるおかげかと思います。



なお、雑草の「駆除」!という言葉が好きになれず、どうしたら雑草とつき合っていけるかなあと今でも思っていますけど、夏の雑草の勢いのすごさは十分知っています。雑草が大きくなればなるほど、簡単に刈れなくなっちゃう。狭い畑ですので、こまめにチマチマ刈るのが、わたし向きかな。刈った草は必ず土に還っていただきます。今年も頑張るぞー。


それにしても、自然栽培で十分な収穫量をあげることができている農家さんて、本当にすごい。その前に、慣行農法であろうと有機栽培であろうと、営農されている方が全員すごい。
そんなふうに実感できるのも、畑活をしたおかげです。 

人の数だけやり方があると思います。今はいろんなことを試してばかりですが、あと数年のうちには自分にあったやり方を定着させられたらいいな(もたもたしていると一生が終わります笑)。
将来は、畑活三昧で暮らせたら幸せ。これから始めたい人を助けられるレベルになれたら、さらに幸せ。

**************************************************************************
ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。

さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/

ご購入、お問い合わせはHPのフォームからどうぞ。

さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。

オンラインショップはこちら。

さとび読者の方、さとびマインドな事業をされている方へ。あなたの「さとび」を作りませんか。
企画立案のサポートから文案作成支援、リライト相談、編集デザイン、印刷仕上げやウェブ用のコンテンツづくり、ワンストップでさとびこ編集室がお手伝いいたします。ご相談ください。